湯田温泉にある観光回遊拠点施設「狐の足あと」。

カフェと足湯を一緒に楽しめる人気スポットと聞いて、温泉好きのわたしは「これは行かなくては!」と、10月の秋晴れのいいお天気の日に子どもたちと行ってきました^^

これは絶対にどなたにもおすすめしたい、行かないともったいないくらい素敵な足湯カフェです!
話題の「狐の足あと」のカフェ、足温の様子、駐車場などについて、たっぷりリポートしますね♪

外観、店内の様子は

温泉街の中に、突然現れる素敵な建物。中原中也記念館とお向かいにあり、とてもいい雰囲気の建物です。

中に入ってみると、一見ふつうのカフェのよう。店内は落ち着いた色合いで、テーブル席が何席か設けられており、奥の窓の外には足湯が見えます。
足湯に入りたいんだけど、どうしたらいいのかなーと迷ってたら、すかさず店員さんが声をかけてくれました。

足湯だけでもいいし、足湯とカフェ、カフェのみでも楽しめるそうです。
せっかくなので、足湯とカフェにしてみました。足湯は大人200円、小中学生100円です。
入口入ってすぐの受付で、メニューの注文と足湯のお会計ができます。

店員さんの説明を聞いてびっくりしたのは、このカフェメニューを館内のどこででもいただけることです!1階のテーブル席でも、足湯でも、外のテラス席でも、さらには2階の多用途スペースでもOK
足湯とカフェ利用の方は、先に足湯に浸かっていても、あとで店員さんがカフェメニューを持ってきてくれます。とても嬉しいサービスですね^^

カフェメニューは

行ってみたのは10月だったので、今月のメニューはハロウィン仕様になっていました^^

子どもたちと迷った末、とってもかわいい「KON KON ヨーグルトアイス」をいただいてみました♪

湯田温泉は白狐が教えてくれたという伝説のある温泉。イメージキャラクターも白狐ですし、湯田温泉駅や観光案内所、街の至るところに白狐がいます。そんな白狐の形のクッキーがドーナツ型のアイスに乗っかって、食べるのがもったいない()

ほかにも山口銘菓の外郎がのったミニパフェや、こぎつねドーナツセットなども。
また、中也や狐のカフェラテなど、インスタ映えするメニューがいっぱいです^^

さらには、利き酒メニューも!山口の地酒3種を500円で楽しめます。
わたしはほとんど飲めませんが、年配のご夫婦が楽しんでいらっしゃるのを、いいなーって思いながら見てました()

頂き終わったお皿やトレーは屋外に返却場所がありますので、食べ終わったあともゆっくりと足湯を楽しむことができます。ほんとに自分ペースで心行くまでのんびりできる、素敵な足湯カフェです♪

3種類の足湯

カフェとともに楽しめる足湯は、3種。
カフェ内の窓辺の湯、屋外の四季の湯、屋内の言音(ことね)の湯です。

足湯の利用方法は?

足湯を利用する場合、お会計受付で足湯を申し込むと、下履きを入れる靴箱のカギと足湯利用後の足ふきをいただけます。タオルを持たずにカフェ気分で足湯に入れるなんて、嬉しいですね!

建物奥に靴箱があるので、そちらで靴を脱ぎます。下駄が用意されていますので、そちらを利用されてもいいし、はだしでもよいとのことで、わたしたちははだしにしてみました。

また足湯用の衣装も用意してあり、無料レンタルできます
足湯衣装をお揃いで着ている方々がおらっしゃいましたが、なかなか雰囲気があって、いい感じでしたよ^^

着替え用の更衣室もありますので、気軽にレンタルできそうです。

利用にあたって店員さんの説明がとても丁寧でわかりやすく、また時々そっと声をかけてくださるので、初めてでもスムーズに利用できとても助かりました^^ 観光地ならではのおもてなしですね。

窓辺の湯

ひとつは室内にある窓辺の湯。
こちらの湯は中庭をながめながらカフェメニューが楽しめます。
窓辺の掘りごたつのような感じでしょうか・・・(足元が足湯ということで)。

ご利用されていらっしゃる方々は、外の景色を眺めながらのんびりとおしゃべりを楽しんで過ごされていました^^
カフェの中にいながら、湯とスイーツ、外の景色を楽しめる、贅沢な足湯です。

四季の湯

わたしたちが体験したのは、屋外の四季の湯と屋外の言音の湯。
窓辺の湯から見える中庭が、四季の湯になります。

四季の湯は、紅葉やキンカンなど、木々が植えられ、岩で囲われた広い足湯で、温泉街の中ですが、静かでとても開放的です。
ずーっとここにいたくなるような、のんびりゆったりしたくなる、癒しの足湯です。

四季の湯は、熱いお湯が沸き出る上流から次第に下りてきて、だんだんとお湯の温度がぬるくなってきます。場所を変えることで、お好みに応じた温度のお湯に足をつけることができます^^

足湯に浸かっていてふと、狐の足あとマークが何か所かポンポンとあるのに気づきました。
足あとマークを見つけるのも楽しみのひとつです。

わたしたちが行ってみた日は晴れていましたが、足湯の上には木製の屋根もありますので、多少の雨でもお湯でくつろぐことができます。雨の日はまたそれで、風情が楽しめそうです。

こちらの湯、夜間はライトアップされるそう。雰囲気がぐっと変わってまた素敵でしょうね。

言音(ことね)の湯

最後の足湯、言音の湯は屋内の湯です。
こちらの足湯は、室内に中原中也をテーマにした音楽や詩の朗読が流れ、屋外とは違った静けさと独特の雰囲気を楽しめます

長いテーブルがあり、掘りごたつのように足はお湯につけながら、窓の外の庭を眺められます。
ゆっくりと静かに中也の詩を楽しむ空間ということで、お湯の温度もぬるめ。
こちらでもカフェメニューをいただけます。

言音の湯は、車椅子でも利用できるそうですよ。

足湯で健康

じつは足湯に入る前、身体の調子があまりよくないなあ、と思ってたんです。なので、スイーツも子どもたちとシェアして食べるくらいで・・・(ほんとは外郎パフェを一つまるっと食べたかったんですけどね)。
足湯に入っても体調のせいか年齢なのか、子どもたちはたらたらと汗を流すのに、わたしは汗がなかなか出ず・・・。

これは代謝が悪いからかな、運動不足もあるなあ・・・と日ごろの生活を反省しつつ、2種類の足湯をスイーツをいただきながら楽しむこと、およそ一時間。
汗はじんわりと、でも下半身がぽっかぽかに温まって、腸の働きがよくなるのがわかりました。

そのあとずっと身体ポカポカ、腸の働きも良いです^^
長い時間汗まみれになって付き合ってくれた子どもたちには大感謝です!

駐車場と狐の足あとまで

駐車場

駐車場は県道204号線沿い、湯の町パーキング(こちらは有料駐車場です)のおとなりにあり、中原中也記念館の駐車場と一緒になっています。湯の町パーキングと間違えないように、入口に気をつけてくださいね!

日曜の昼過ぎに行きましたが駐車場はかなり広く、台数ははっきりとはわかりませんが、30台以上はとめられそうな感じでした。
軽自動車用の駐車場が半分ぐらいを占めています。

駐車場から狐の足あとまで

狐の足あとは、駐車場から少し離れています。ホームページによると山口市街方面に徒歩3分とのこと。

県道204号線沿いを歩いていくと、道路に「中原中也記念館、狐の足あと」の看板が。
右手に松田屋ホテルのある交差点(信号あり、交差点角に豆子郎の店舗もあります)を左に曲がると、左手に中原中也記念館、右手に狐の足あとがあります。

駐車場から狐の足あとへの目印は、松田家ホテル。豆子郎を通りこしたら行き過ぎ、と思ってくださいね。

■湯田温泉観光周遊拠点施設「狐の足あと」■
山口市湯田温泉2-1-3
TEL: 083-921-8818
営業時間:8時22時、年中無休
入館料:無料(足湯有料/大人200円、小中学生100円)

まとめ

足湯カフェ・狐の足あとをご紹介しました。

小さな子からご家族連れ、カップル、お友達同士、ご夫婦など、誰もが気軽に楽しめる狐の足あと。
湯田温泉観光で一息つきたいとき、お友達とちょっと立ち寄ってみてくださいませ。心も身体もじんわり寛げますよ^^

そして足湯で湯田温泉のお湯の良さを実感出来たら、今度はぜひ老舗旅館やホテルのお湯も楽しんでくださいね^^
この記事が少しでもお役に立てると幸せます。